育児の終わりっていつ？

「最後のとき(The Last Time)」という詩がとても響きました。

毎日毎日、同じ事の繰り返しのような日々。

怒らないようにしようと心に決めても、穏やかに過ごせない毎日。

どうせならにこにこなママでいてあげたいし、子供達にも伸び伸びと育って欲しい。

理想と現実に悩む。

手がかかる事に対して、めんどくさいと思ってしまう事も正直あるけれど、この詩を読んで、あらためて今ある子供たちとの当たり前の時間は当たり前ではなく、いつか育児の終わりがくるのだなと、焦りさえ感じました。

すでに最後のときを迎えてしまった日々もたくさんある。そう思うと、寂しい気持ちと子供達との時間への愛おしさが込み上げてきました。

今、育児に疲れている方がいたら、この詩を読んでみてほしいです。

かけがえのない時間を楽しんで過ごせますように。。。

最後のとき（the last time）

赤ちゃんをその腕に抱いた瞬間から
あなたはこれまでと全く違う人生を生きる

以前の自分に戻りたいと思うかもしれない
自由と時間があって 心配することなど何もなかったあの頃の自分に

今までに経験したことがないほどの徒労感
毎日毎日まったく同じ日々
ミルクを与えて背中をさすってやり
おむつを替えては泣かれて
ぐずられて嫌がられて
昼寝をしすぎてもしなくても心配で
終わることのない永遠のくり返しに思えるかもしれない

だけど忘れないで
すべてのことには「最後のとき」があるということを

ご飯を食べさせてやるのはこれが最後、というときがやってくる

長い一日のあと 子どもがあなたの膝で寝てしまう
だけど眠っている子どもを抱くのは これが最後

子どもを抱っこ紐で抱えて出かける
だけど抱っこ紐を使うのは これが最後

夜はお風呂で髪を洗ってやる
だけど明日からはもう一人でできると言われる

道を渡るときには手を握ってくる
だけど手をつなぐのは これが最後

夜中こっそり寝室にやってきて
ベッドにもぐりこんでくる
だけどそんなふうに起こされるのは これが最後

昼下がりに歌いながら手遊びをする
だけどその歌を歌ってやるのは これが最後

学校まで送っていけば行ってきますのキスをしてくる
だけど次の日からは一人でだいじょうぶと言われる

寝る前に本を読み聞かせて
汚れた顔をふいてやるのも これが最後

子どもが両手を広げてあなたの胸に飛び込んでくるのもこれが最後

だけど「これが最後」ということは、あなたには分からない
それがもう二度と起こらないのだと気付くころには、すでに時は流れてしまっている

だから今、あなたの人生のこの瞬間にも
たくさんの「最後」があることを忘れないで
もう二度とないのだと気付いてはじめて
あと一日でいいから、
あと一度きりでいいから、と
切望するような
大切な「最後のとき」があることを

なかなか忙しい日々を過ごしている中で、子供の成長にじっくり向き合う事ができていないけれど、人生で一度きりの子育て時間。

少しだけ心呼吸をして、最後のときを見守れるママでいられるように、心と時間に余裕をもつ事は大切だなと思います。

頑張りすぎない。頑張らせすぎない。

手抜きしたっていい。

力を抜いて子育てしたいものです。

最後まで読んでいただきありがとうございました🙇‍♀️

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